10 o'clock

10:00のブログです。楽しみの話など。

Vtuberにはホームが必要、ではないか

Vtuber版「BanG Dream! Grils Band Party!」を作ってほしい、ってだけの話です。

bang-dream.bushimo.jp

この年末に思ったこと

この年末、V紅白、REALITYさんのぶいおんや、バルスさんのTUBEOUT! など、たくさんのバーチャルYoutuberの歌番組がありました。たくさんの音楽、パフォーマンスに触れることができて、触発されることも多かったです。わたしはかなり限定的に見てる方なので、オリジナル曲、カバー曲も含めて、これだけの音楽がある、豊かな音楽性にあふれている、ということにインパクトを受けて、よりカジュアルに、よりナチュラルに、彼ら彼女らの音楽に触れていけるホームとなる場所が必要なのではないか、と思ったのでした。

なぜ音楽ゲームなのか

空いた時間に構えることなく、気軽にプレイできるということが一番の推したい理由です。

また、ラブライブ!のブレイクに、音ゲーアプリである「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」が大きく寄与したと言われています。

lovelive.bushimo.jp

どう寄与したのかを分析した記事を読んだことがないのですが、日常的にキャラクターや音楽に触れることで、より一層、思い入れが深まって、熱が高まったのではないかと思います。また、毎クール新しいアニメがリリースされ、興味がそちらに取られがちになるファンとつなぎとめる、楔としての役割もあったのではないかと思います。

また音楽は、耳になじめばなじむほど好きになる傾向が強いので、魂込めて作ってる、歌ってる制作陣、Vtuberさん方にとって、うれしいものなのではないかと思います。

ゆえに、ホームとして、音楽ゲームを推すわけです。

とりわけBanG Dream! Girls Band Party!(以下ガルパ)準拠を推すわけ

他の音楽ゲームとガルパとの違いは、「協力プレイ」を「基本」としているアプリという点です。

選曲

選曲では多数決、あるいはランダムでの選択になるため、知らない音楽に触れる機会が多くなる。縁がなかったファンに好きになってもらえるチャンスだし、カバー曲だったら、他の人のカバーが聴いてみたい、ってきっかけになるかもしれないし、Vtuber界の新たなスタンダード曲を生み出す一因となるかもしれない。ただ届ける、だけの選択肢以外のものがうまれることは、Vtuber音楽界にとって幸せなことなのだと思うのです。僕も、私も、こんな歌を歌ってみたい、って思わせる、未来のVtuberの種になるかもしれないのです。

推しをお披露目

これはガルパというより、アイマスのスターライトステージで、初めて協力プレイしたときに感じたものですが、自分の推しキャラ、あるいは強いキャラをお披露目してドヤ顔するのが楽しい部分もありまして。ガチャへのモチベになるし、そういう部分もゲーム運営に良い部分あるんじゃないかなーって。

配信

協力プレイは、生放送などにおいて、視聴者と交流するのに有用ですね。かつ、1プレイが短いので、決められた時間でたくさんの方と交流できて、番組運営的にも良いと感じてます。Vtuber同士のコラボ放送でも、とても有用と感じます。単純にスコアを競っても良いし、お互いの曲をプレイして楽しむもよし、おすすめ曲、推し曲をプレイして、愛を語ることをメインにしても良し。さまざまな切り口があるのは使い出があるゲームになるのではないのかな、って思います。

ガルパはバンドだから、って理由で協力プレイをメインにしているけど、Vtuber音ゲーは違った設定の方がよさそう。ライブに来てる客=プレイヤーにするか、あるいはPA卓いじってるとか、そんな設定にするとか。

譜面

ここをあえてトピックにするのは、わたしのプレイした音ゲーでは、ガルパが一番楽しかったからですね。譜面が良い、というのはとても重要だと思います。デレステもやってるんですが、譜面がなんというか、事故させることを前提にしていて、作業感が強くてあんま楽しくないというか。合う合わないもあるとは思うのですが。

スクフェスやガルパがやってるような、全国大会とかもできたら楽しいので、譜面は重要な気がします。

ガチャ

運営の経費になる、という以外に、新規のカード絵が定期的に出てくるってことは、いろんな意味で良いと思います。あえて本家ではない絵師さんが描くというコラボもでるかもですし、ユニットカードとかもできるのかもですね。

プレイ画面に出てくるキャラは、ガルパやデレステの簡易モードみたいにSDキャラにするのか、あるいはデレステやミリシタみたいな3Dのキャラにするのか、あるいはミリシタの簡易モードみたいにカード絵をそのまま使うのか、いろいろ選択肢があると思うのですが、3Dキャラは経費かかりすぎるからないかなあ。

ここもガチャ配信とかできますし、配信でも、ファンの間でも盛り上がりそう。

ストーリーモード、他

ストーリーモードは必要ないとは思うのですが、自己紹介的なストーリーはあってもいいのか、バッサリカットして、そこはそれぞれの動画チャンネルにゆだねた方がいいのか、運営的にはどうなのでしょうね。あった方が盛り上がるっちゃあ盛り上がるのですが、どうなのだろう。

ストーリーをやるとして、Vtuberそのもの、あるいはパラレルだが同一人物として登場するのか、あるいはVtuberと似た、違う世界線の人物として登場するのかによってシナリオもいろいろ変わりますし、ほんとこれはわからん。

ガルパって、カードにストーリーついてるんですが、それはあってもいいのかもですね。最上級ランクのカードのストーリーなら、Vtuber(あるいは、似たような存在)と恋愛ゲームみたいなやり取りができるのなら、ファンにとってはうれしいものだと思います、たぶん。

最後に

やるにしても、カードの能力値の設定やら、人気のある、課金割合の高いVtuberは、新カードの出るサイクルが高くなったり、歌わないVtuberは出られなかったりとか、いやまあ(ダンサーとして)出してもいいけど、実現したら実現したで、賛否激しくなる要因はあると思うのですが、アクティブなVtuberが一同に会する場はあった方がいいと思うのです。そこに出会いがあり、発見があり、新規の流入があり、離れていく人もいる。ただホームの存在は楔となり、これからのVtuberも目標となり、活動を続けるモチベとなる。ユーザー参加型のイベントもいっぱいできるでしょうし、そこにVtuberがゲストとして参加すればそれがまた良いサイクルを産む可能性が出てくる。アプリ主催のVtuber合同ライブなんてものが実現したりするかもしれない。

Vtuber界とっても、そういう箱があるわけじゃなくて、関係性のたまもの。音楽ゲームアプリで、Vtuber界というハコ、Vtuberの聖地〇〇アリーナみたいのができればいいな、と思います。

キズナアイ親分や、音楽をバリバリやってるVtuber、アシノさんのような楽器勢、歌わないVtuberはダンサーとして参加するような、そういうオールスターアプリの実現を心から願ってます。たぶんめっちゃ大変やけど、2020年のこのタイミングで動かないと、しがらみとか多くなって実現しないだろうなあ。

このエントリをもって、このブログの初夢とします(笑)

TUBEOUT! COUNT DOWN

刺激と笑いに満ちた、素晴らしい年越し


TUBEOUT! COUNT DOWN

クレジット系はわかんなかったので略。Balus -バルス-さんがやられてるとのことですが。

TUBEOUT! について

事前情報なしで待機してました。ネット中継はあると聞いていたけど、東京でリアルイベントやって、それの中継なんだろうな、と。いつものパターンだろうな、と思ってました。Vtuberのイベントって、「できることをやる」イメージが強くて、みんなでわちゃわちゃしてわーい、なんだろうなあ、と。

視聴に至ったきっかけ

応援しているVtuberである朝ノ瑠璃さんが出演されると聞いたのがきっかけ。広くVtuberを見てる方ではないので、瑠璃ねえの晴れ姿だけ見られたらいいか、くらいな気持ちでした。

開演まで

ネット配信オンリーイベントなので、現場入りして開演まで、というのはないのですが、開催数日前の心の動きを書いときます。

まず、リアルのイベントの中継ではない、というアナウンスがあったことで、我らは現場のおまけではない、ということになり、気持ちが盛り上がりました。ライブビューイングで、どうしても気持ちが乗り切れない部分がコレで、「外にいる人」感が強くなって、なんつーか、はみごにされてるというか、現場との間に一線ひかれてる感じがあって、どうもダメでした。ゆえに、うれしかったですね。

このイベントの少し前に、REALITYで歌番組があったのですが、出演者がいくらか重なることがあって、結構盛り上がるところがありました。


「ぶいおん!! Xmas MUSIC LIVE」12月22日放送 #天神子兎音 #燦鳥ノム #アメノセイ #花鋏キョウ #獅子神レオナ #東雲めぐ MC#バーチャルゴリラ #ピンキーポップヘップバーン

この番組は、アーティストごとに4曲とか歌う、京 Premium Liveフォーマットで、出演者の歌、パフォーマンスも自信に満ちていて、ほんとすばらしいプログラムでした。REALITY推しになったです(笑)

あとあれですね、瑠璃ねえの動き。番組前日くらいからおかしいテンションになってて、さらに普段いいね、ふぁぼしない類のツイートにも反応してて、そうとうキてるな、と。

感想

諸事情で視聴開始したのが、開始20分くらいのタイミングだったのですが、ちょうど最初のゲストのタイミングで、うまく入ることができて、ラッキーでした。

お目当ての瑠璃ねえは、第一部はコラボ出演、第二部は司会グループ、ソロ歌唱、コラボの大車輪でたくさん見られて大満足。しかも過去最高の気持ちのノリようで、それが見事に歌に乗っていて、いままで見たライブ歌唱では最高ではないのか、というパフォーマンスでした。歌でこう、武者震いがぞわーって。この瑠璃ねえが見たかったし、それを見られたことはうれしかったです。

どのアーティスト、どのグループがどうこうというのは、全般的に刺激的ですばらしかったので、言えないというか、記憶が混濁していて(笑) みんなかわいいので余計に混じる(笑)アーカイブ確認しようにも6時間とかあるからね。

歌はテクノロジーを凌駕する部分があるので、すばらしい人はすばらしく、それなりの人は良い感じだったのですが、特に衝撃的だったのが、ダンスパフォーマンスで。こんだけ動けるんだ、これだけアバターに反応させられるんだ、って点がもう、びっくりしちゃって。衣装光ってる人もいたし、もうこれなら、全身炎につつまれた衣装とかも余裕だな、と思いましたよ。リアルでは危険性や重さの都合でできない意匠でも、バーチャルなら可能だし、もうそれができる時期が来てるのだな、と。現状はリアルに追いつけ追い越せ、な感じだと思いますが、すぐに次のステージに行っちゃうでしょう、ダンスやパフォーマンスは。

舞台装置、演出もシンプルかつ効果的で、あくまでも見てほしいのはアーティストってところが一貫されてて、素晴らしいと思いました。バーチャルはアレでよい。人みたいに背景から浮かないから。カメラワーク、スイッチングも「見たいものが見られない」ストレスがなくて良かったですねー。

男性Vtuber陣はどうも苦手だったのですが、MZMさんは素晴らしく気持ちが乗ってて、すごかったですね。瑠璃ねえ、見誤ってた、すまんかった、ってわびたい気持ちになりました。

トークパート、コントパートについて。滋賀の着ぐるみ勢のお二方は強烈なアクセントで、良い意味で番組の空気をかき回していて良かったです。また、コーサカさんの司会スタイル、ロンブー田村さんみたいで、どうも苦手だったのですが、今回は女性陣が強力だったとか、いろいろな理由があると思うのですが、えげつなさを感じることがなくて、拒否感が出ることなく楽しめて、すっごい良かったです。

番組終わっても盛り上がりが抜けなくて、なかなか寝られなかったなあ。

このプログラムをリアルで見たい、とも思いましたが、どうせ関東圏になるだろうし、逆にリアル混みならこの空気感はでないのかもなーとも思ったりしましたです。

ほんといろいろ思ったし、楽しかったし、触発されたイベントでした。良かった!

京 Premium Live -2019-

隣がオタ芸の人で参った

miyako-premiumlive.jp

主催:京 Premium Live 2019 実行委員会

企画:HK's WORKS、京都FANJ

制作協力:株式会社一二三 運営協力:株式会社キョードーアジア

お問い合わせ:キョードーインフォメーション

会場:ロームシアター京都 メインホール

日時:DAY 1 2019年12月7日(土) 15:00開場 16:00開演

日時:DAY 2 2019年12月8日(日) 14:00開場 15:00開演

京 Premium Liveについて

前回はまあ当時興味があったアーティストさんが複数出てたので、って感じだったのですが、今回はこのライブフォーマットにほれ込んで、という形ですね。

きっかけ

去年2019の開催は発表されたときから行くって決めてたので、参加しない理由はない、ってのが理由というかきっかけというか。アニソン/声優系でも「顔も見たくない」ってマインドのアーティストさんがいるんで、その人がでない限り、申し込み続けると思います。京都だし。

開演まで

物販を覗きつつ、早めに会場入りしてまったりしてました。ロームシアターは電波をシャットダウンする装置があって、ツイッターでつぶやいたりできないんですよね。読むのは可能だったので、気持ちを高めてました。

感想

DAY1はとなりがオタ芸の人で、ずっと独り言しゃべってるし、動きは気持ち悪いし、場所いっぱい食うし、ほんまつらかった。どうも山崎はるかさんのファンっぽくて、あの方も業の深い方だな、と思ったのと同時に、大阪のライブ申し込んでたの外れて良かったな、とも思いました(笑)

出演アーティストのみなさんは、持ち味を存分に発揮されてて、良かったです。Machicoさん好きなんだな、と再認識できたのも良かった。ファンクラブ結成以降はライブ行ってなかったんですが、バンド付きとかできてくれるなら、次回は行きたいな、と。あとRGRの森嶋さんが「地元京都ネタ」を封印してたのがちょっと面白かった。関西に来られるごとにやってたと思うのですが、思った以上にウケないのがつらかったのか、意味ないと思ったのか。われら京都民は応援してるのでがんばってほしい。WAGはファンが怖いので単独ライブいけないけどね。あと音楽的に印象的だったのはスピラ・スピカさん。音質が抜群に良かったし、歌も良かったし、MCが最高でね。ライブ行きたいと思った。

DAY2はやや張り出し気味だけど、まともっぽい人たちが両隣でライブを存分に堪能できました。演者のアクションに全力で反応しちゃうおじさんなので、わたしがオタ芸の人みたいに思われてたのかもなあ。でもアレやで、全然ましやで(笑)

オープニングアクトのZAMBさんがインフルエンザにより出演見送りになったことで、FANJ、PLと共通していた「楽器枠」が途絶えた一日でした(鈴木このみさんが対応できるはずだけど、ギター持ってこなかったんだろうなあ)が、みんな良くて甲乙つけがたいライブでした。彩沙さんが「ときめきエクスペリエンス」歌ったときは、ひさしぶりすぎてコーラスに対応できなくてへこんだ(笑)バンドリの悪口言ってるやつがいて、それに腹立った自分にびっくりした日でもありました。愛情残ってるんだなあ(笑)

結構前の方だったので、アーティストさんと目を合わすことができた(と思える)機会が多くあって、うれしかったなあ。すごく気持ちのやり取りができた気がして、これがライブの醍醐味だなあ、と。

来年も開催されることが告知されたのでぜひ参加したいな、と。次回はガールズフィストきてくれたらいいな。

あと、このフォーマット、30分ごとにアーティストが切り替わる、ってのが自分にあってて、4時間とかの長丁場だけど、長く感じることがなくて、最高に良かったです。アニメを連続で見てる感じなんですよね。

Vtuberでもこのフォーマットで「京都で」ライブやってくれたらいいな、なんて思いながら帰途につきました。最寄り駅が遠いので、ライブ最後まで見ても「駅が混まない」のが隠れたメリット、というか自分的にはうれしいところ。駅までの帰り道で余韻を楽しむのがいいんですよ。

すばらしかったです。