10 o'clock

10:00のブログです。楽しみの話など。

IMSC 一般向け公開講座いってきた

第19回 国際質量分析会議(IMSC) 一般向け公開講座を傍聴仕った。


※撮影禁止マーク写ってますが、講演会中の撮影・録音は許可されたもののみという旨のアナウンスございまして、それ以外はOKだったみたい。自分以外にとってるひといっぱいいたし。

簡単に感想。

学生を多く招いており、田中さんの講演中なども彼ら彼女らに問いかける場面があり、学生さんメインなんだなーといささか疎外感感じたりしました。該当以外のわたしらみたいな人もいっぱいいたのであまりに気になりませんでしたがw

講演内容については、理解したとはいえないが、わかった気になれました、という結果。わからんなりに事前調査しておいたのが良かったと思います。レジュメというか資料?を見たときはわけわからなくて絶望しましたが、そんなことはなかった。

仕込みのネタで笑いを取れなくて悲しそうな顔がプロジェクターに大写しになってましたが、若手に期待している→国の定義では若手は45歳まで、のコンボは最強でしたw もうみんな若手でいいやん、と思ったですよ。

質量分析そのものに関しては、ここに書けるほどの理解はできてないので書きませんが、それ以外の部分では心に響くこと多くございました。

いままでの研究の延長線で検討を続けるのではなく、基礎あるいはより大きな自然の法則に立ち返って考えてみることで新局面が見出せたりするとか。実績があるがゆえの慣例に縛られて、なんでこれやってなかったんだろう的なことが結構あったりとか。
研究に行き詰まりを感じることはあるが、それは手法が行き詰っているだけで、未解明な部分はたくさんあるとか。

特に印象に残ったのは、「失敗にこそ新しい発想のきっかけがある」「異分野のチームワークの大切さ」の2点。昨日見た記事でも同じようなことが言われてたので、より心に響きました。珍しいものがニュースになるわけで、失敗がいっぱいあるというのは良く考えればわかることなんだけど、ついつい忘れがちになりますねー。
後者に関しては、いろいろ痛い目にあわれてるんだろうなーと。文系の人にうまくつたわれあなくて困ってますみたいなニュアンスが感じられました。企業の人ですからね、いろいろありますわね。

もっといっぱいメモしたことあるんですが、自分の字が読めないw
上の件も自分のメモですので、ニュアンスやら理解が違ってることが多いかも。すみません。

田中さん(先生と呼ばないようにとの説明がありました。嫌だそうですw)の説明はわかりやすくてよかったです。会場着くまでに大汗かいたので寝てしまったらどうしようと思ったのですが、田中さんの美声(聴きやすい声なんですよ)と語り口で眠気など感じる暇もなかったですん。

質問コーナーもちょっと長かったけど、「お前守矢だろ」みたいな質問者がいたり、SFテクノロジーの質問に田中さんが「トレッキーですかw」みたいな反応があったり、そこそこ楽しめました。会場の国際会館の美しさはいうまでもなし。

および腰でしたが、行ってよかった公開講座でした。自分のメモが解読できたらあとで追記するかも。