10 o'clock

10:00のブログです。楽しみの話など。

対象が違うだけか

日曜日の東方イベントに向けて、カタログをチェックしています。
ショップに行くような感覚で直感買いしてたら買いすぎるのは間違いないと思うので、いろいろ確認しないと。

とまあいろいろチェックしてみても、曲は上海アリスが作曲した100曲でしたっけ、それくらいの中からの曲なんだなあ、と。

いちおう音楽好きで今はこっちの方行ってますが、以前はいろいろ買ったり聴いたりしてましたが、クラシック音楽ファンの方がCDの買い方ってのはマジ理解できませんでした。ベートーベンの第九を何十枚も持ってるって、本当に意味わからなかった。いろんなジャンルのたくさんの曲があるのになんでやねん、と。でも冷静に考えてみると、東方アレンジCDをそこそこのペースで買ってる自分も似たようなものなんですね。アレンジは違うものの、同じ「恋色マスタースパーク」が20曲やそこらあるわけですから。知らない人からみると、同じ曲ばっかり買ってどういう意味があるの、という風に見えるんだろうなあ。クラシックの人たちにはわたしとかが聴いて些細な違いしか見えない曲でも、SoundholicとSwingholicと同じくらい違って聴こえてるんだろうなあ。深い世界だ。

上の人にはこういう風に見えてたんだろうなあ、という感覚は他にもありました。

どこでみたのか忘れましたが、「けいおんにあこがれてギターはじめました」みたいなこと言ってる人がいはりまして……。なんかビックリというか、ショックというか、すごく戸惑ってしまって。安全とわかっていても身体が引けちゃうみたいな感覚がありまして。悪いことしてるわけでもないのですが、なんというか……。

でもまああれなんですよね、わたしはB'zの松本さん(きっかけはTMNの木根さんですが)にあこがれてギター始めたわけですが、当時はあまり公言できませんでした。洋楽が力があった時代だったし、ジャパニーズメタルとかフュージョンとかが地味になってたご時勢だったのもありましたし。先輩とかにもええーっって感じで言われたの覚えてます。
上の方からみると、日本のロックなんて外国のまねっこ、本場のを聴きなさいという感じだったのだろうな、と。実際とは違いますが、構図としては同じでしょう。

こういう図式みたいのを発見(というのはえらそうかw)しちゃうと、自分が歴史の一部になったみたいで面白いなあ、と思えます。

ぱっと見不可解なことでも、なにかがきっかけで理解できるようになるかもしれない。できるだけ長くオープンな気持ちでいたいものですね。