10 o'clock

10:00のブログです。楽しみの話など。

本物はもっと地味だったんだろうか

はてブに勝さんの座頭市動画がピックアップされていて、ついつい視聴しちゃってシビれたので、GyaO!において期間限定で公開されてる映画を見ました。

画面にあふれるギラギラ感、ドラマシーンのジリジリ感、さすが当時のメインストリームだと思わされる熱量でした。投入されるリソースも半端ないだろうし、写ってる人の中にも、撮ってる人の中にも死線を潜り抜けてる人とかいるだろうし、ちょっと油断すると呼吸止めちゃうほどの緊張感をすごく感じました。

時代背景もあり、ひどい言葉とかあるんですが、市さんが怒る、あるいは憤る場面もあるし、そういうこと言ってる人は全員市さんに斬られちゃてるので、ちゃんと見れば因果応報というか、軽い気持ちで言ってはならないことだって伝わるようにできてるんですね。当時は家族で映画館行ってただろうし、主人公がそういうこと言われれば、見てる親も怒る。子供もその反応見て、あるいは言葉で言われて学んだのだろうな、と。

勝さんの動きにも、ほとんどすべてに意味があって、一時代築いた人の役作りのすごさがわかりました。歩き方とか特にね。

斬られ役の方の演技、特に断末魔のうなり声がすごく痛そうで夢に出そうですw おぉぉぉ。
あれ、身体とか刀に当たってマジ痛いんだろうなあ。

見ててすごくつかれましたが、楽しめましたし、社会人視点で見ても勉強になるし、この映画が無料で見られるなんていい時代になったものです。