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読みましたー

子供の名前が危ない (ベスト新書)

子供の名前が危ない (ベスト新書)

書名でちょっとあおり系というか、脅しかけたり思い込み撒き散らす系の本とおもわれがちな感じで損してるような気がしますが、中身は至って誠実。お子様が生まれるに、名づけの前のプレ参考書として目をとおしておいて良いんじゃないかな、と思います。

漢字の研究や命名研究家として相談を受けた事例を元に、なんでこんなことになってるのか、という現状に考察されています。結論は「やっぱりな」と思うようなことなんですけどね。命名者の親の反応とか、おそらく意外に思われることが多いので機会があれば目をとおすといいですよーん。名前って、親が命の次にプレゼントできる二番目に思いモノなのだから、ぱっと見で思うほど軽いものじゃないんですよね。
この書で無意識にも興味持つことができたので、そっち方面も機会があれば見てみよう。

誰か書くかもしれないし、書いてる人もいるかもしれないけど、限られた層じゃない人たちがネットして、ハンドルとはいえ、普通名乗らない類の名前を名乗っちゃってるのも「珍奇ネーム」(本書ではそう読んではります)に対する敷居を下げちゃってるかも?

なんて本当に思ってるわけではないですがw 

ノストラダムスの大予言の流行以降、人類滅亡の話しまくってタガが外れた報道屋が、「このままだと不景気になるぞ」的なニュースや記事が世にでることが多くなったという事例があったらしい(それ以前は世間に影響あたえたらいけないのであらかさまなのは無意識に避けてたらしい)ので、それにならってくみたててみると、こういう影響もあったりするのかも。

人の心って複雑らしいので、ちょっとしたことでタガが外れたり、枷をはめられたりするみたいで。
ある程度自分のやることに自覚持っていたいですね。

で、この本は「なんで」という疑問にだいたい答えてくれますので、良書ではないかと。
名前とか名字関連はいろいろなところにつながっていて面白いですよー