10 o'clock

10:00のブログです。楽しみの話など。

女子プロ野球 退団試合

後ろくらい部分がなくて、それはそれで不憫な

www.jwbl.jp

日時:11月8日(金)14:00開場 15:30試合開始

場所:わかさスタジアム京都

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女子プロ野球について

せっかく京都でやってるのだから、一度見てみようと、長らく思ってたのですが、いろいろあってなかなか行けず。今年初めてもろもろがかみ合ったので見に行くことができました。

試合は面白くて楽しめたし、特有の味わいもあったので、「すばらしい」とツイートしたのですが、知らん人からリーグの問題点とか突然レスされたので怖くなって、行くことや言及することをやめました。ファンベースで幻滅する、ってのはアイマスで味わったことなので。初めて見に行って感動してる人に、冷や水ぶっかける人が跳梁跋扈するようなコミュニティにはかかわりたくなかった。しばらく関西圏での試合がなかったこともありまして、一試合いってご無沙汰でしたね。

経緯

女子プロ野球ツイッターはフォローしているのですが、この試合が開催されるのは知りませんでした。スポーツサイト経由で知りまして、選手の方がぜひ、と言ってたので足を運んだ次第です。さすがに選手大量離脱、というのはただならぬものを感じたのもあります。試合は面白いのに、プロモーションもろもろのハード部分がてんでダメ、というのが女子プロ野球の印象だったので、そこが自分の思い違いなのかを知りたかったのもあります。

試合開始まで

開場時間の14時頃に現地についたのですが、結構な列がでてきてました。無料試合ってのもあるんでしょうけど。それなりの熱気みたいなのは感じましたが、なんつーか、寂しかったですねえ。

バックネット裏の席でまったり試合開始を待ってましたが、常連の方みたいな人の「ひさしぶり」の声がたくさんあって、微妙な気持ちに。あとでかいカメラ持った人がうじゃうじゃいたのが印象的でした。撮影禁止イベントではないので、当たり前っちゃあ当たり前の光景なのでしょうが、そういうとこ行くことが少ないので。

スタンド近くでバッティング練習とかしてた選手が多かったですが、これがある意味の惜別の表現なのか、いつもの風景なのか、試合をほとんど見てないわたしにはわかりませんでした。

感想

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5イニング制であること、フレキシブルに選手を出場させる形式の試合であること以外は、前回見たときと同じ女子プロ野球の試合でした。

男性のようなパワーやスピードはないけれど、女性特有の溌剌さやかわいげ、野球が好きという気持ちにあふれた、前回見たのと同じ女子プロ野球の試合。

女子特有の味わい、ってのは実際に試合見ないとわかりにくいと思うのですが、案外運営や同性である女性陣にはわからないのかもしれないですね。それをアピールできてないのはすげえ勿体ないな、と今日も思いましたよ。わかってるなら美女投票なんかする必要がない。それぞれに魅力があるし、そもそもスタンドから顔の細かいところなんて見えない。動き、所作やプレイそのものが選手の魅力なのですからねー。

本塁打も好投もあり、まあワンサイド的なスコアになったのですが、エキシビション的な試合としては良い試合だったと思います。

その後にセレモニーがあり、挨拶等もあったのですが、ただただ(物理的に)寒くて大変でした(笑) 選手たちの言葉は熱かったんですけどね。あまり思い入れのないわたしでもホロっとさせられました。

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スピーチの中でわかさ生活への感謝を強調する場面が多かったので、そこを勘繰りたくなる感情もあったのですが、去っていく選手がそれをやるというのは、ある種の圧力掛けみたいなものかな、とも思いました。アレなことすると、リーグのため我慢してたこと言っちゃうぞ、みたいな。残った選手のための餞別ですねえ。

偉い人のスピーチがいろいろ奥歯に物が挟まったような感じで、大変やな、とも思いました。

このあと、出場選手たちとの「ハイタッチお別れ会」があったのですが、たかが一試合しかみたことない自分が参加するのは不遜だろう、と思い、球場を後にしました。

 

イベントとして、もうちょっと後ろ暗い感じや、処理する感じというか、やっとくか、みたいな雰囲気が出ちゃうかなーと思ったのですが、すごく普通でした。セレモニー以外は前回見た試合と同じ。

そこが見る方としては良かったといえば良かったし、別にダメージ受けてないのかな、という感じで、その鈍感さが怖くもありました。

今回の離脱でいろいろ、記事とか見ちゃってもう女子プロ野球をまともに見ることはできない感じなのですが、問題をクリアして、いろんな感情を抜きにして球場に見に行けるようになれればいいな。

とりいぞぎ、グッバイです。

www.jwbl.jp

お別れ そして志を繋ぐ式

イベント扱いするのは不遜だと思うのですが。

www.kyotoanimation.co.jp

日時:2019年11月3日(日)・4日(月・祝)

10:00~17:00(最終入場 16:00)

会場:京都市勧業館みやこめっせ

主催:株式会社京都アニメーション

「お別れ そして志を繋ぐ式」実行委員会

京都アニメーションについて

ハルヒ」や「けいおん」は見てたけど、特に京都アニメーションのファンというわけではありませんでした。「ユーフォニアム」の一話見て、あまりの美しい光景に恐れおののいて、逃げ出してしまった輩なので。

とはいえ、京都アニメーションの素晴らしい仕事っぷりと野心的な戦略は、京都の(薄いですが)アニメも見る人間としては、誇りであり、自慢でもあったわけです。

事件のときは、行き場のない感情にどうしていいかわからなくなって。単純にネットやらにボケカス言える人間だったら楽だったのでしょうけどね。気持ちを整理するのが大変でした。

こういうときは歴史に学ぶのがセオリー。幕末に御所焼かれたとき、当時の人も同じように思ったんだろうな、と思ったら、なんとか心の落ち着きどころを見つけた感じでした。

経緯

このような中途半端な立ち位置のため、京アニの過去作品を見て、心のよりどころをみつけることもできず、時間の経過である程度落ち着いたものの、ずっと心の底にくらい気持ちが沈んだままで。

京都の人間、ひとりの人間としていくべきだろうと思ったのと、自分のために行くべきだろう、ということで行きました。

思ったこと

恐らく「イベント」として消化されるのを避けたためか、記念、記録の写真をとれるようなものは一切ありませんでした。

自分の感情としては、現場でおわかれをつげたのは5分とか、そんなものだったのですが、気持ちに一区切りというか、消化できたものがあり、行ってよかったと思います。

 

わたしが行ったのは、4日の午後。アナウンスで「分散に協力してほしい」との声明があったので、アクセスに負担が少ない京都在住の我々が配慮すべきだろう、と思い、この日、この時間を選びました。

現地までの道のりや現地は、そこそこ人がいる感じで、迷惑にも負担にもならず良かったです。

現地ではスタッフの方が誘導してくれるのですが、我々一人々々に頭を下げてくださって、丁寧な対応が心に沁みました。

結構大回りして祭壇に行く感じなのですが、誘導もしっかりされてました。

ルートには、ファンから寄せられた手紙やイラストなどが掲示されていたのですが、わたしはわたし個人として向き合いたかったので、そちらに目を向けることはやめて、直で向かいました。負の感情の共有は、なにもいいことを生まない、という個人的信念でもありまして。

祭壇でじっくり、ゆっくりご挨拶、お祈りをさせていただきました。短い時間でしたが、ここに機会をもらえたことは自分的にはとても良かったと思います。祭壇の写真は公式にもUPされているので、いけなかった方も参照ください。

このあと、スタッフの先導に従って退出させていただきました。

 

写真を見てもらってわかることなのですが、おのおのの犠牲者の方々に関するものは一切なくて。報道の問題とかもあると思うのですが、これが事件でなく、普通にお亡くなりになられたり、あるいは事故であったならば、われわれ浅いものでも、生前になしとげられたこと、われわれに与えてくれた喜び、あるいは未来になしとげなれたであろうこと、それらについて深く感謝や想いを込めることができたわけで、そこがなにより悲しかったです。こんなはずではなかったと、こんなことは望んでなかったと。

報道で名前は出ているので、熱心なファンの方はそれぞれの方に思いを伝えることはできたのでしょうが、もっとみんなで感謝を告げられてよかった、もっとみんなで悔やんでよかった、と。

 

帰り路は、観光客の楽し気な様子に、負の感情爆発しそうで、弱い自分に悲しかったですね。

もうこんな式をしないといけないような事件は二度と起こってほしくないですが、てろですからね。祈るしかないです。法で縛っても穴は絶対に出てきますし、みんながみんな、それぞれを警戒しあうような世界は悪夢です。それは京都アニメーションの方も望むものではないでしょう。

この式を機会として、わたしも京都アニメーションと歩んでいけたらいいな、と思います。負けたくない。

ANIMAX MUSIX 2019 KOBE DAY2

いろんな思い出にアクセスできた!

musix.animax.co.jp

主催:株式会社アニマックスブロードキャスト・ジャパン

協賛:株式会社イープラス/株式会社第一興商/株式会社ドコモ・アニメストア

お問い合わせ:キョードーインフォメーション

場所:神戸ワールド記念ホール

2019年10月27日(日) 15:00開場 16:00開演

 このイベントについて、や、経緯は昨日書いたので略。さすがにコピペは意味がないので(笑)

開演まで

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昨日とほぼ同じ時間に現地に到着。26日について、RASのグッズを身に着けた人を多く見たのですが、本日はそれ以上にRoseliaグッズを身に着けた人を多く見かけました。Roseliaのバンドリーマーの熱さもありますが、それ以上に、初の関西でのライブということも、その熱に拍車をかけているのでしょうね。わたしはどうせ自分の位置はメンバーに見えないだろうと思って、ムーのTシャツ着ていきました(笑) 謎パワーが出てたらしく、今日は後ろの席のやつは、自分の椅子に荷物おいてませんでした。

本日は、知り合いの方と会うことができて、開演までいろいろお話してましたね。相羽さんのソロとしての登場を予言していて、ずばり的中してましたよ。びっくりでした。

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感想

今日は本番前にどなたか出てくることはなかったのですが、Vtuberとしての吉田さんの登場があって、ちょっとうれしかったですね。

オープニングでみなさん登場してからの最初のアーティストがRoseliaでいきなり盛り上がる。前の回もオープニングはポピパだったような記憶があるので、ある種定位置ではあります。

炎ドバー、サウンドがバシッと決まってまあ燃えました。ひさしぶりの生Roselia、うれしかったな。わたしの位置からは相羽さんと櫻川さんがかぶっちゃってあまり見えなかったのですが、2曲目からは櫻川さんのアクションが派手になって見えるようになった(笑)

バンドリ5th以来の生でのRoseliaのライブだったのですが、「リサねえ」中島さんの立ち位置の線上で、これ、5thのときと同じでして。遠藤さんの記憶をオーバーラップさせつつ、中島さんの熱のこもったプレイ、パフォーマンスを目の当たりにして、自分の中のリサねえが消化できたような気がして、何とも言えぬ感慨がありました。「これからも頼むわ」って、リサねえの笑顔が見えた気がして、ちょっと泣きかけた。うれしかったなあ。すばらしかったです。

  1. FIRE BIRD
  2. R
  3. Black Shout

「ロボットアニメ SELECTION!」が開始されますが、Roseliaはステージから降りない。きたー、と思ってたら、MYTH & ROIDが登場でわたしのボルテージがMAX。以前にもポピパとOxTのコラボがあったので、予想することは可能だったのですが、この絡みが実現するとは思わなかったなあ。曲も最高に良かったです。Tomさんと中島さんや工藤さんの絡みは夢のようだったなあ。

続いて石原さんと茅原さんが登場。出てきたときは気づかなかったのですが、「原」がらみだったのですね。トロッコでの接近戦もあり、センターステージでのパフォーマンスも熱かった。

PENGUIN RESEARCHさんは初めてだったのですが、もうね、バンド全体がかっこよくて、しびれっぱなしでしたね。竿隊のお二人はバシバシアクション決めてくるし、プレイもホットでクールだし、ドラマーの方は命尽きるレベルで精魂込めて打ち込んでるし、鍵盤の方はエレガントに決めてるし、ヴォーカルの方はカリスマと愛嬌こめていい歌聴かせてくれるし、もう、ガキの頃に戻ったみたいなエキサイトメントでした。ロック最高、バンド最高、ロックバンドは夢の具現。とても魅了されました。機会があったら単独ライブも見たいけど、さて。いやもううれしかったなあ。行ってよかったと心底思えた一瞬でした。

  1. COLORS/FLOW(コードギアス 反逆のルルーシュ
  2. WILD BLUE
  3. 決闘

つづいてみっくさんの登場なのですが、オタ芸勢が暴れだして、みっくさんも大変やな、と。Pyxis動物園。セキュリティの人も通るのですが、特に何もすることもなく。のちのち通路に出たときは呼び出してなんかしてたので、そもそもルールで禁止されてるオタ芸自体をわかってないんでしょうね、セキュリティの方。みっくさんの歌はいつもどおり素晴らしかったです。

  1. 閃きハートビート
  2. Plunderer
  3. Shocking Blue

飯田さんの登場。落ち着いた感じの歌唱、パフォーマンスで、全体から見ると、いいアクセントになってたんじゃないかな、と思いました。

  1. いつか世界が変わるまで
  2. 青い炎シンドローム

石原さんの登場。魔王様リトライの曲が聴けてうれしかった。ヘッドセット装着で、派手にパフォーマンスされてましたね。楽しかったです。

  1. TEMPEST
  2. Face to Face

FAN SELECTION!で茅原さんがセンターステージに降臨。曲はあんま知らないのですが、楽しかったですー。

さきほどわたしの心を燃え上がらせてくれたPENGUIN RESEARCHさんに加えて、 MYTH & ROIDが登場でヒャーって感じになりました。ほげええええ。リライトってあんな感じでコール入るんですね。PENGUIN RESEARCHの熱いパフォーマンスにMYTH & ROIDのスタイリッシュさが加わって、めっちゃ豪華でおなか一杯な共演でした。

つづいて飯田さんとみっくさん。いやあもう、かわいかったですね。トロッコが来てくれてうれしかったな。

鈴木さんが登場なんですが、鈴木さんってあんなハイスパートな人だったんですね。いやあもう元気ですばらしかったです。動くエナドリだ!

  1. ダメハダメ
  2. リワインド

BRAND-NEW ARTIST SELECTION!、新人枠なのですが、説明の0thシングルで即バレ、相羽さんの登場です。お連れさんの予言通りでびっくりしたよ。Roseliaの熱とはまた違った熱で、昔から素晴らしかったのですが、今の相羽さんもすばらしい。

  1. Everyday's Evidence
  2. Lead the way

まってたぜ! MYTH & ROIDの登場。トムさんのギター(ギアという意味でもプレイという意味でも)かっこよかった。TIT FOR TATのオーイエが楽しすぎて、だいだいだい満足でしたよ。他の曲もまた違った情感で、ライブ行きたいぜ、って思っちゃった。トムさんはロック式じゃないトレモロでめっちゃアーミングするのは毎回驚きます。ものすごい調整&神プレイで対応してるんだろうな。めっちゃ良かった。

  1. TIT FOR TAT
  2. STYX HELIX
  3. JINGO JUNGLE

マガジン60周年 SELECTION!が今日も続投。みっくさんは相変わらず良かった。ほんと、不思議な人。

石原さんと鈴木さんがセンターステージに登場で「ネギま」だったのですが、懐かしすぎてしばらくわからんかったよ。歌い手に依存しない曲なはずなのだけど、不思議な感じだったなあ。

トリは茅原さん。圧倒的貫禄でした。茅原さんを見るたび、あの地獄だった(しかも初のフェス体験だった)ランティス祭りを思い出しちゃう。しにかけたもんな、あのイベント(笑)

  1. エイミー
  2. 境界の彼方
  3. TERMINATED
  4. Paradise Lost

茅原さんも結構歌いまくりだったのですが、昨日のTRUEさんみたいにめっちゃ歌いまくり感がないのは、貫禄とスタイリッシュさがあるからなのでしょうね。熱入れて歌われてるのですが、熱唱という感じがしない。

ラストセッションは略。

 

2日間通してのイベントでしたが、すごく楽しかったです。前のANIMAX大阪はコンディション的な都合で楽しみ切れなかった部分があったからね。次回の関西でも、好きなアーティストさんたくさん来てくれるとうれしいし、今回のPENGUIN RESEARCHさんみたいにノックアウトしてくれるアーティストさんと出会えるといいな。ありがとうございました。